ガバイボイストレーニングは歌が上手くなることはもちろんですが呼吸法を活用する事で身体も心も健康になります。
是非ともたくさんの方に活用して頂きたいです!

母音トレーニング

おはようございます!

今日は母音トレーニングをやって行きましょう。


この母音トレーニングと言うのはピッチのトレーニングの時の歌詞を全部(あ)や(い)の母音で歌うのではなく歌詞の子音を抜いてそれぞれの言葉の母音で歌うと言うトレーニングです。

例えば

こいびとがサンタクロース

と言うのが

いいいおあアンアウオーウ

となるのです。


わかりますか?

もう一つ例題を!

きよしこのよる

でしたら

いおいおおおう

となります。

このトレーニングのメリットはまず滑舌が良くなります。

なんとなく歌詞がはっきりしない方は是非やってみて下さい。

この滑舌が良くなる要因の一つは言葉のアタックがはっきりしてくるのです。

母音を意識していないとむやみに子音がのびてリズムのキレが悪くなる場合もあります。

ポルタメントの練習をしましたが
『乱用は悪趣味であるとされる』
とwikipediaの解説にもありますが
子音がのびてひっかけるといわゆるポルタメントになりがちでリズムが甘くなる原因になる事もあります。


この時母音の意識がしっかりしてると子音がのびる事が少なくなるはずです!


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(今朝は曇り空で朝陽が見えませんね。道端の紫のお花!綺麗ですね)







またポルタメントにならないひっかけも母音を意識すると癖でひっかけている方は改善されやすいです。


そしてもう一つ例えばバラードを歌うと無意識にリズムが後ろに遅れてしまう方がわりといらっしゃるのですがこれもまた言葉のアタックが足りなくて抑揚をつけてしまうが故の現象だったりするのです。


この場合も母音を意識して歌うことで解消された生徒さんがいらっしゃいました。


この母音トレーニングは本当にたくさんの演劇関係やミュージカルそしてAKB48のレッスンにも使われています。


はじめは歌詞の一つ一つを子音を抜いて母音だけに書き換えないと変換は出来ませんが慣れた方はスパスパと母音だけで歌えるのが凄い!と思います。


私自身はこの練習法を取り入れた事が今までなかったのですが言葉のアタックや、この引っ掛ける癖の対処法には良いなと!つくづく感じております。


滑舌の悪い方
言葉のアタックが足りない方
言葉の引っ掛けがポルタメント気味になる方
リズムが遅れる方
普通に引っ掛け癖がある方


この様な方はトライしてみて下さい。

最近逆転腹式呼吸のトレーニングの勧めが少なくなっているので今日はやって頂きましょう♪

①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を止めて→丹田を突き出して
③息をケーキのロウソクを消す様にフーと吐く

5分ほどトレーニングして下さい。


明日はビブラートのトレーニングをしていきます。

寒くなって来ましたね…師走なんですものね!風邪に気を付けて下さい。


ではまた明日!

低音のトレーニング

おはようございます!

今日は低音のトレーニングです!

高音のトレーニングに比べて低音のトレーニングは実はあまりないのです。

発声練習で高音はある程度伸びるのですが低音は持っている声の質が作用するので日頃の喋る高さが物を言う!という感覚なんです。


ですから低音を出したい方は日頃低い声で喋ることが効果がとてもある一つなんですよ!

もちろんそれだけではないのでいくつかお伝えしますね。




まずはリップロールで半音ずつ下がりご自分の低音の限界音を探して下さい。

低音は音が下がるに連れて後ろに音を飲んでしまう感じで声にならなくなると思いますので前にトレーニングしたアミングで低音になっても鼻の響きを強化して前に響きを出せるトレーニングをして下さい。

アミングのやり方はこちらです。
以前の動画です!
http://youtu.be/Eg8rrdcaIOY


アミングのままご自分の低音限界音を鳴らすトレーニングしてみて下さい。

アミングで響きましたら(あ)にして実音に出来る様に頑張ってみて下さい。


この時アミングで最初に鼻をつまんで鳴らせる場所を確認しますがこの場所にしっかりと声を当てる事がとても重要なんです!

この当たりが弱い方が音を飲んでしまう感じになり声にならなくなる原因を作りますのでよ〜くその場所に当ててしっかり鳴らして下さい。


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(相変わらず電線が邪魔ですが、今朝は綺麗な朝焼けです!良い天気になりそうですね。楽しい休日を!)






鼻の響きと共に大切なのが胸の響きです!

低音になるとどうしても喉の意識が強くなって喉を使ってしまう方が大変多いと思います。

そこで高音の時の喉のガラつきを取る時にも使った胸を突き出す呼吸法を活用すると喉の意識が胸に移動するため喉に当たらないで喉声を防ぐ事が出来るのです。


やり方は
①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を思い切り突き出してフーと息を吐く

胸の突き出しがポイントなのでかなりしっかりと胸を突き出して下さい。

喉の当たりが減り胸の響きが良くなるので低音の声が出しやすくなります。


是非ともトライして下さい。


さて!最後は喉も身体もわざと拡げる練習です。


これはご自分がゴスペル歌手やオペラ歌手の方の体型に育ってしまったかの様に身体を拡げて下さい。


そしてわざと喉を開いて太い声を作って下さい。


ピッチはそのままでトーンを下げるという感じです。


このままの声で歌う訳ではないですが響いてる場所や身体の拡げ方を習得して活用して頂きたいのです!


こちらの動画て是非ともトライして下さい。
http://youtu.be/sOuz7-FUUgM


ちょっと笑えますけど楽しんでやって見て下さいね!

低音を伸ばしたい方はこれらのトレーニングで頑張って下さい♪


さて明日は母音トレーニングをやって行きます。


ではまた明日!

ポルタメントのトレーニング まとめ

おはようございます!

今日はポルタメントのまとめをやって行きます。

ポルタメントは高低関係なく音の幅を同一にでき高低差を感じさせずにフラット(平らに)音を出すトレーニングの一つです。


少し難しいですが是非とも習得して歌に活用して頂きたいです。


まずは
1️⃣呼吸法を使ってお腹を下げて行く感覚を身につけましょう。

逆腹式呼吸と同じく口からお蕎麦をすする様にしっかり横隔膜を動かす様にお腹を凹ませながら吸って下さい。

吸う時のタイム感と同じタイム感で今度は内臓を丹田に着地させる様に下げながらフーと吐いて下さい。

この呼吸を10回ほど繰り返してこの呼吸でお腹を丹田に下げる筋力と感覚を身につけて下さい。


呼吸法が出来ましたら
2️⃣ポルタメントのやり方をトレーニングしましょう。

ポルタメントは音と音の間に道を作る様に音程を変えて行きます。

ド〜ソ〜ドをポルタメントで歌って行きます。

ド〜ソに上がる時は呼吸法の吐く時同様にお腹(内臓)を下げて丹田に着地させる様にドからソの音に上がって行きます。

そして丹田に着地したまま音程だけドの音に戻ります。

こちらの動画で実際にトレーニングして下さい。
http://youtu.be/iZ74pf6UZs8



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(今朝はビルの隙間?から朝陽が!!!今日も雲一つない快晴です!寒いですよぉ〜!楽しい週末を♪)





ポルタメントが出来る様になったら
3️⃣ド〜ソ〜ド(5度)のポルタメントを半音ずつ上げて行くトレーニングをやりましょう。

最初は(い)で!それがバッチリに出来る様になったらその他の母音(あ.う.え.お)でも出来る様になったらステキです。

(い)が一番やりやすいと思いますがトライしてみて下さい。

こちらの動画でどうぞ!
http://youtu.be/lOg5uB-kXpY



5度のポルタメントがバッチリになりましたら!
4️⃣ド〜ド〜ド(オクターブ)のポルタメントのトレーニングをやりましょう。


オクターブ(ド〜ド〜ド)こちらはポルタメントをオクターブ引き上げ引き下げも大変ですし声の切り替え的にも難しいですから地道に頑張って下さい!

ではこちらの動画でどうぞ!
http://youtu.be/N8tVkv2-R00



ポルタメント自体が簡単にできない方も多いと思いますのでこのまとめを時間のある時にトレーニングして下さいね!

色々なトレーニングがあって時間を作るのも大変ですが思い出した時に活用して頂けたら嬉しいです!


明日は低音のトレーニングをやりたいと思います♪

ではまた明日!

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