ガバイボイストレーニングは歌が上手くなることはもちろんですが呼吸法を活用する事で身体も心も健康になります。
是非ともたくさんの方に活用して頂きたいです!

高音のトレーニング 4

おはようございます!

さて今日は4日目の高音のトレーニングです。

最終段階に入って行きますよ!

3日間に渡って色々なトレーニング法をやってきましたが、高音を出す時には丹田の支えとみぞおちの突き出しが大変重要です。

みぞおちが使えていないと、パーンと高音を響かして飛ばす事は出来ませんので、みぞおちの押し返しもトレーニングして下さい。

ご自分の指3本でみぞおちを押して、ポンと押し返してキープするトレーニングをして下さい。

クラシックでは高音を出す時だけではないのですが、みぞおちはビブラートをかける場所という感覚で、いつも緩めている場所なのです!

このみぞおちを突き出していないと、いわゆるクラシックで使うファルセットになるということです。

実際試してみて下さい。
実感出来ると思いますよ。



ところで高音を出している時に声がガラつく時があると思います。

高音になるほど、力が入ったり、喉を使っている意識が強くなるものですよね!

そんな時はこの呼吸法を取り入れて下さい。

①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を思い切り突き出してフーと息を吐く

この呼吸法を10回ぐらいやってから、胸を思いっきり突き出して声を出すとガラつきが緩和されます。


これは胸に意識を向けることで喉に入った力や喉の存在を胸に移動させる事ができるからなんです。

不思議な位にガラつきが取れます。

ガラつく時に是非!活用してみて下さい。


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(今朝はまだ日の出が見れないので、黄色い紅葉をお届けしますね!今朝も寒いですよ!風邪に気を付けて下さいね)





さて、4日間に渡って高音のトレーニングについてお話しして来ました。

声を口から外に出すのではなく丹田から頭の天辺に当てる様に出すという事は言葉では抽象的でピンとこないかもしれませんよね!

高音のトレーニングの次に『アミングのトレーニング』をやって行きますがこのアミングで鳴らす口の中の場所がその天辺に向けての場所となりますので、イマイチ理解の出来ない方はそちらを参照にして下さい。



それから高音を出し続けているとクラっとくる方がいらっしゃると思います。


この時も前にお話した
『気を落ち着かせる呼吸法』をやって下さい


①おそばをすする様に口から息を吸って
②かじかんだ手を温める様に、ほ〜っと落とす様に吐いて下さい!
この時は姿勢も気にせず、リラックスして構いません。

この呼吸法を10回ほどやって下さい。

その後
『頭から気を抜く呼吸法』をやります。

①おそばをすする様に口から息を吸います。
②目を閉じて、目ん玉を思いっきり上に上げて頭の天辺から、フーっと勢い良く吐いて下さい。

こちらも10回ほどやりますとクラクラ感がなくなります。


お試し下さいね!


それでは明日は高音のトレーニングのまとめをしたいと思います。

それではまた、明日!







高音のトレーニング 3

おはようございます!

さぁ〜今日は高音のトレーニング3日目です。

まずは高音のトレーニング前の呼吸法をやりましょう!

『頭から気を抜く呼吸法』です!

①おそばをすする様に口から息を吸います。
②目を閉じて、目ん玉を思いっきり上に上げて頭の天辺から、フーっと勢い良く吐いて下さい。

10回ほどこの呼吸法をやって下さい。


しっかりと頭の天辺から出す感覚が備えて欲しいのです。

この時本当に勢い良く!頭の真上に息を出す事を意識して下さい。

ためらうと、息が抜けてしまうので、息を思いっきり頭の天辺に当てる感じです。

例えば、勢い良く上に吹き上げた水は1本の線の様に上に上がりますが、
水量が足りないと、横漏れしてしまいますよね!

ですから思い切り息を当てることを大切にして下さい。

高音になった時、ファルセットでも、ミックスボイスでも、また地声であっても、息が口から出過ぎる人は、声がガラガラし出して、枯れた感じになってきます。

口から前に声を出すのでなく、頭の天辺に向けて声を出す!まずこれができる事で、息が必要以上に出る事がなくなり、声の枯れを緩和してくれます!


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(やっとお日様が出てきました。日の出が遅くなってきましたね。今日も寒いですからみなさん暖かくしてお出かけ下さいね)






この息を出すコントロールの為に息を出す!出さない!この差を確認するトレーニングをやっていきます。

(い)の言葉でこの差を確認するのがわかりやすいです。


口の前に掌を近づけて、まず、思いっきり息が掛かるように、(い)と言ってみましょう!

(い)と言うよりは(ひ)に近い感じだと思います。

それに対抗して!
次に思いっきり上に向けて、ほとんど掌に息が掛からないように、生暖かい息が少しかかる感じで(い)と言ってみましょう!

極端にやる事で、息の出る出ないと、どのぐらい上に思いっきり当てる感じかが判ると思います。

こちらの動画を参考にやってみて下さい。
http://youtu.be/Tu4zHeUAPTU



この様に綺麗に息の漏れない(い)を出せる様になったら、スタッカートで(い)を出すトレーニングもしてみて下さい。


その他、(い)を出す時にジャンプをして、着地と同時に(い)と言うトレーニングもオススメします。

この場合はやはり丹田がしっかりと支えていないと、息が抜けてしまうので、しっかり丹田を突き出して、キープして、(い)と言って下さい!

これも丹田強化になります!

このジャンプをしてもブレずにきれいに(い)が言える様になると、例えばライブやコンサートで、走り回ったり、ジャンプをしながら歌う場面でも、ブレる事なく歌える様になります。

身体の使い方を実感して下さい。


今日の高音のトレーニングはひたすら(い)をポイントにしっかりと息の使い方を確認して下さい。


明日は続きの呼吸法の話とトレーニング法をさらに突き詰めて行きます。

では、また明日!

高音のトレーニング 2

おはようございます!

高音のトレーニングの2日目です。

今日は身体を響かせるトレーニングをして行きたいと思います。

歌うとなると音程を感じるのでもう高くて声が出ない!と構えてしまいがちです。
力を入れなければ出る場合がわりとあるのですよ!

今日の響かせるトレーニングは歌う感覚ではない状態で高い声を響かせてみたいと思います。


まず最初に猫のまねから行きましょう!

猫のまねは言葉でニャオ〜と言うのではなく頭の後ろに引っ張る様に鳴らして下さい。

最初は産まれたての小さな猫を想像して小さくで良いですから口の中に響かせる様にニャオ〜と言って下さい。

それを徐々に大きくして行く感じでどんどんボリュームを上げて行って下さい。

やり方はこちらの動画を参考にトライして下さい。
http://youtu.be/Rg5sdu3UZmE



もう一つの身体を鳴らすトレーニングとして、ホォ〜と言って響かせて欲しいのです。

ちょっと古いですがHGさんやマイケルジャクソンさんなどがよく出していた声です。


このホォ〜は丹田がしっかりと支えていないと、響かなくなってしまうので、丹田への圧力はしっかり頑張りましょう!

身体の全ての骨に共鳴している感じです。
一応…動画に撮ってみましたので、わからない方は参考にして下さいね。
http://youtu.be/5wsnW87g6Fc

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(真っ赤な紅葉です!綺麗ですね。今日も寒そうです!風邪が本当に流行ってますから気を付けて下さいね!)






この二つを鳴らせる事が出来ると本能的に響かせる感覚を染み込ます事が出来るはずです!


猫のまねはお風呂場の天然エコーてやると響き感が増しますので、ペット可のお家にお住まいの方はトライしてみて下さいね。


あと一つこの高音のトレーニングにとても重要なのが以前にお話した、逆腹式呼吸と共にやった3番目の呼吸法
『頭から気を抜く呼吸法』を活用して頂きたいのです。

昨日の注意点の時にもお話しましたが口から前に声を出すのでなく、丹田から頭の天辺目掛けて声を出す感覚がとても身につくのがこの『頭から気を抜く呼吸法』なのです。

やり方は
吸い方は逆腹式呼吸と一緒でおそばをすする様に口から息を吸って、吸ったら目を閉じて、目ん玉を思いっきり上に上げて頭の天辺から、フーっと勢い良く吐いて下さい。


この呼吸法を10回ほど繰り返してから猫のまねやホォ〜をやってみて下さい。

さらに頭からスコーンと抜ける声になります。

今日は呼吸法と共にこの高音のトレーニングを頑張って下さい。

明日も続きの高音のトレーニングをやっていきますよ。

ては、また明日!

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