高音のトレーニング 3
おはようございます!さぁ〜今日は高音のトレーニング3日目です。
まずは高音のトレーニング前の呼吸法をやりましょう!
『頭から気を抜く呼吸法』です!
①おそばをすする様に口から息を吸います。
②目を閉じて、目ん玉を思いっきり上に上げて頭の天辺から、フーっと勢い良く吐いて下さい。
10回ほどこの呼吸法をやって下さい。
しっかりと頭の天辺から出す感覚が備えて欲しいのです。
この時本当に勢い良く!頭の真上に息を出す事を意識して下さい。
ためらうと、息が抜けてしまうので、息を思いっきり頭の天辺に当てる感じです。
例えば、勢い良く上に吹き上げた水は1本の線の様に上に上がりますが、
水量が足りないと、横漏れしてしまいますよね!
ですから思い切り息を当てることを大切にして下さい。
高音になった時、ファルセットでも、ミックスボイスでも、また地声であっても、息が口から出過ぎる人は、声がガラガラし出して、枯れた感じになってきます。
口から前に声を出すのでなく、頭の天辺に向けて声を出す!まずこれができる事で、息が必要以上に出る事がなくなり、声の枯れを緩和してくれます!
(やっとお日様が出てきました。日の出が遅くなってきましたね。今日も寒いですからみなさん暖かくしてお出かけ下さいね)
この息を出すコントロールの為に息を出す!出さない!この差を確認するトレーニングをやっていきます。
(い)の言葉でこの差を確認するのがわかりやすいです。
口の前に掌を近づけて、まず、思いっきり息が掛かるように、(い)と言ってみましょう!
(い)と言うよりは(ひ)に近い感じだと思います。
それに対抗して!
次に思いっきり上に向けて、ほとんど掌に息が掛からないように、生暖かい息が少しかかる感じで(い)と言ってみましょう!
極端にやる事で、息の出る出ないと、どのぐらい上に思いっきり当てる感じかが判ると思います。
こちらの動画を参考にやってみて下さい。
http://youtu.be/Tu4zHeUAPTU
この様に綺麗に息の漏れない(い)を出せる様になったら、スタッカートで(い)を出すトレーニングもしてみて下さい。
その他、(い)を出す時にジャンプをして、着地と同時に(い)と言うトレーニングもオススメします。
この場合はやはり丹田がしっかりと支えていないと、息が抜けてしまうので、しっかり丹田を突き出して、キープして、(い)と言って下さい!
これも丹田強化になります!
このジャンプをしてもブレずにきれいに(い)が言える様になると、例えばライブやコンサートで、走り回ったり、ジャンプをしながら歌う場面でも、ブレる事なく歌える様になります。
身体の使い方を実感して下さい。
今日の高音のトレーニングはひたすら(い)をポイントにしっかりと息の使い方を確認して下さい。
明日は続きの呼吸法の話とトレーニング法をさらに突き詰めて行きます。
では、また明日!
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