呼吸の大切さの再確認と原点の基礎トレーニング5
【たくさん息を使って歌いましょう♪】昨日は楽器店のレッスンで日中は外の天気もわからない窓のないスタジオで過ごしました。
音を出す環境ですから窓がないのはどこのスタジオも当たり前なんですが…
8時間ぐらい閉じこもってるとだんだん頭が重くなりますね…外に出るとめちゃくちゃ解放された気分になります(笑)
さて!昨日生徒さんが先生と一緒に声を出していると誘導されるからどんどん声が出るような気がするとおっしゃってたのです。
一人だとどれだけ声を出して良いのかわからないものですが…誰かが一緒に声を出してくれるとつられて声を出せるって!ありますよね…
例えば昨今ゴスペルがとても日本でも流行っていますが…大人数になればなるほど気分も盛り上がりどんどん声が出てきてそんな音の渦の中にいるとめちゃくちゃ気持ちよくて感動しちゃったりしますよね♪
レッスンをしていて思いますがお腹からスパーンと声が出るのは本当に想像以上に気持ちよくて胸のつまりも取れてスッキリ気分になるのは間違いないのです!
そのお腹からの声は本来どんな方でも出せるのですが…日本人は比較的大きな声を出せない人種ですよね!
昨日に引き続きですが…英語の発音を習ってから改めてつくづく思ったのですが…私たち日本人はしゃべるときに使う息の量がすご〜く少ないのです!!
口の中でモゴモゴ話しても話せる言語って事ですよね!
英語は息をたくさん使わないと喋れない言語って事です。
歌うときにこの息を当てる事をしっかりしないと声にならないわけです。
しっかり声を出す!息を使うという事は体の筋力も必要ですし!何よりしっかりと息を吸えてないと足りなくなって声がなくなってしまいます。
最近の私の流行りは息を使う!ここが一番のポイントになってます♪
今までも息がどれだけ歌には大切かは知っているつもりでしたが!甘かった!と思いました!本当にものすごく大切なのです。
皆さんもたくさん息を使って声をしっかりと前に出して下さい。
たくさんの息を使うと丹田の支えがどんなに大切かもわかると思います。
歌を歌うと疲れるんです!身体が!その事を体験して下さいませ☆
(道端に咲いていたお花です!クレマチスですよね?色々な種類がありますがよく見かけます♪綺麗ですね☆)
肺活量を増やすためにも呼吸法をしっかりやりましょう。
しっかりと横隔膜を動かして下さいね!
1️⃣逆腹式呼吸法
①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を止めて→丹田を突き出して
③息をケーキのロウソクを消す様にフーと吐く
20回はやって下さい。
2️⃣気を落ち着かせる呼吸法
①吸い方は逆腹式呼吸と同じです。
②吐く時に、かじかんだ手を温める様に、ほ〜っと丹田に落とす様に吐いて下さい。
10回やって下さい。
3️⃣頭から気を抜く呼吸法
①吸い方は逆腹式呼吸と一緒です。
②吸ったら目を閉じて目ん玉を思いっきり上に上げて頭の天辺からフーっと勢い良く吐いて下さい。
10回やって下さい。
続いて今日もリップロールを音階でやりましょう♪
ドミソドソミドです。
こちらの動画でどうぞ!
https://youtu.be/vmx0UXp2Wkk
さて今日は下行の単音トレーニングの最後の母音(お)をやりましょう!
今日もAかBの手の動かし方を取り入れて声が出やすい状態を見つけて下さい。
A.声を出す時に一歩前に踏み出して両手を肩から真横に広げて思いっきり胸を張って声出しをして下さい。
B.声を出す時に手をグッと下に下げて重心を落として丹田の位置を意識して声を出して下さい。
やり方の手順はこちらです!
①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を止めて→丹田を突き出して
③AかBをやって
④(あ)で声を出す。
(あ)ができた方は続いて(お)で(あ)と近い響きになる様にトレーニングして下さい。
ではこちらの動画でどうぞ!
女性はこちら
http://youtu.be/CHfgUwCn63w
男性はこちら
http://youtu.be/HYY6B7ABoZI
ひとまず基礎中の基礎である単音下行のトレーニングは今日で終わりです。
上行はまた期間をあけてやっていきます。
明日はまた振り返りのトレーニングをやっていきます。
それではまた明日!!!