声の響きを良くする確認とリップロールから実音上行まとめ
【胸をしっかり開く事の大切さ】肩や首まわり…そして口周りと言うのは歌う時に何かと力が入ってしまうのは皆さんのお悩みの種だと思います。
よく話題に出しますが…力を抜く事は人間の一番の課題!!と言っても過言ではないと思えるこの頃!
そして力が入った身体を柔らかくしてあげる事はご自分でしか出来ない訳です。
生徒さんの中でもお腹(丹田)を突き出す事で全身に力を入れてしまう方が沢山いらっしゃいます。
丹田を押し返すのは力んでしまって中央にグッと力を入れてしまうのではなく…お腹の中に10人ほどの小人さんに待機してもらっていっせいにお腹を押し出してもらう!そんな感覚な訳です。
この小人さん効果は割と皆さんにわかりやすいと言われています。
歌っている時にこの小人さんはずっとお腹を押しだす為に頑張っていて欲しいのです。
出来ることでしたら背中にも10人ほどいてくれると更にGOOD!!なんです。
そしてもう一つ大切なのが要らない力を回避させるには胸をしっかりと開く事です。
単音のトレーニングの時に両手を水平に広げて肩甲骨をグッと寄らせて背中に壁ができる状態を作りますが単音でしっかり声が出ても歌の歌詞になると力がはいってしまう方は是非!広げて歌うトレーニングをしてみて下さい。
かなり楽に声がでやすくなります♪
先日も発声の単音では随分進化されてる生徒さんが歌詞になるとどうしても今までの歌い方に戻ってしまわれるのでこの方法で少しずつ進めましたら!とても良い感じに発声の時と同じ声の響きになって来ました。
力が入りやすい方!
歌詞になると声が出にくい方!
是非トライしてみて下さい♪
効き目ありますよ☆
(空を押し上げて咲いているハナミズキ♪キレイですね!今が旬ですね!)
さぁ〜〜今日も呼吸法からしっかりやりましょう♪
1️⃣逆腹式呼吸法
①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を止めて→丹田を突き出して
③息をケーキのロウソクを消す様にフーと吐く
20回はやって下さい。
2️⃣気を落ち着かせる呼吸法
①吸い方は逆腹式呼吸と同じです。
②吐く時に、かじかんだ手を温める様に、ほ〜っと丹田に落とす様に吐いて下さい。
10回やって下さい。
3️⃣頭から気を抜く呼吸法
①吸い方は逆腹式呼吸と一緒です。
②吸ったら目を閉じて目ん玉を思いっきり上に上げて頭の天辺からフーっと勢い良く吐いて下さい。
10回やって下さい。
この呼吸法を使って『あいうべ〜』運動もやりましょう。
①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を止めて→丹田を突き出して
③あ、い、う、べ〜で舌を出してロングトーンでのばす!
これを5回やりましょう。
リップロールは今日もウォーミングアップ兼ねてプルプルやりましょう。
さて今日のメインはリップロールから母音の実音の(あ.い.う.え.お)全ての上行をやってみましょう♪
ちょっと大変ですがぜひトライして下さいね♪
お時間ない方はお休みの時にトライして下さい!
手順は…
①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を止めて→丹田を突き出して
③リップロールから(あ.い.え.う.おの順で)やって下さい。
半音ずつ上がりますがドドド♯ド♯レレと4分音符で上がってきたら最後の2拍は息を吸って丹田を突き出し支える様にして行きます。
こちらの動画と共にやってみて下さい。
http://youtu.be/eJcXi074MP8
動画では吸って支えてと言っていますが吸って止めて突き出してでもやって下さい。
上行は高音になると口周りや喉にいらない力が入りますからいかにリップロールの時に近い感覚で出来るかを研究して下さい。
とりあえずリップロールから実音のトレーニングは今日で終わりです。
また時期を経て取り上げます♪
それではまた明日!!!
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