丹田の使い方の話と基礎単音トレーニング2
【歌う時は丹田を突き出して歌う事の確認】昨日は上級コースのセミナーだったのですが!
参加者の方が『歌う時にお腹を突き出して歌う事がわかった事が一番大きな収穫です』とおっしゃったのです。
なんでもその方は歌う時にお腹を引っ込めて歌うものだとずっと思ってらしたそうなんですよ!!
多分!そう思われてる方がたくさんいらっしゃると思います。
前にもお話しましたが…歌の発声の教則本で統一されたものはないのです。
呼吸にしてみても腹式呼吸派があったり胸式呼吸派があったり!このガバイ呼吸法の様に逆腹式呼吸だったり!
歌を教えている先生でお腹を凹ませてと言う方もいらっしゃいます。
何が正解で何が不正解と言う事はないのです。
しかし基本的にはお腹を突き出してキープする事が確率的に高いです。
そしてその方が声の響きが安定して音程もブラつきにくくなります。
歌う時の丹田の重要性は昔からずっと聞いていますし、そこがポイントです。
歌っている時にずっとしっかりと丹田を突き出して引っ込む事なくキープしたまま歌える事がベストです。
その為には日々の筋トレが必要な訳です。
普段の生活に丹田を突き出し続ける動作はなかなか!ありませんから何もしないでは筋力は上がらないのです。
運動やダンス等をやってる方は以外と丹田が育ってる方が多いですね!!
毎日少しの時間で良いので呼吸法をやって筋肉を付けて下さいませ!
声が安定し!その上ピッチもブラつきにくくなる事は間違いないですよ♪
(ダリアの季節ですね!二色のダリア発見!!可愛いですね♪夏ですね☆)
さぁ〜今日も丹田と横隔膜の強化の為にも呼吸法からやって行きましょう。
1️⃣逆腹式呼吸法
①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を止めて→丹田を突き出して
③息をケーキのロウソクを消す様にフーと吐く
20回はやって下さい。
2️⃣気を落ち着かせる呼吸法
①吸い方は逆腹式呼吸と同じです。
②吐く時に、かじかんだ手を温める様に、ほ〜っと丹田に落とす様に吐いて下さい。
10回やって下さい。
3️⃣頭から気を抜く呼吸法
①吸い方は逆腹式呼吸と一緒です。
②吸ったら目を閉じて目ん玉を思いっきり上に上げて頭の天辺からフーっと勢い良く吐いて下さい。
10回やって下さい。
この呼吸法を使って『あいうべ〜』運動もやりましょう。
①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を止めて→丹田を突き出して
③あ、い、う、べ〜で舌を出してロングトーンでのばす!
これを5回やりましょう♪
リップロールは音階で行きます。
ドミソドソミドですね!
こちらの動画でどうぞ。
https://youtu.be/vmx0UXp2Wkk
今日も単音(あ)そして(い)でトレーニングをしていきましょう。
今日は手の動きも付けて行きたいと思います。
息をしっかり吸った後にAかBのどちらかのやり方を活用して下さい。
A.声を出す時に一歩前に踏み出して両手を肩から真横に広げて思いっきり胸を張って声出しをして下さい。
B.声を出す時に手をグッと下に下げて重心を落として丹田の位置を意識して声を出して下さい。
手順は!
①おそばをすする様に口から息を吸って
②胸を止めて→丹田を突き出して
③AかBをやりながら
④(あ)で声を出す。
(あ)が終わったら(い)でやってみましょう♪
こちらの動画と共にトレーニングして下さい。
女性はこちらから
https://youtu.be/EcunUIEIbxM
男性はこちらから
https://youtu.be/TYdnBmRZ0Lc
手の動きは(A)か(B)のやり易い方を選んでください。
低い音は(A)がやり易くても音が高くなると(B)の方が声が出やすかったりしますので試してみて下さい。
単音のトレーニングでしっかりと身体創りをして確率良く!声が安定する様に地道に繰り返し頑張って下さい。
それではまた明日!!!